同じことを続けて飽きてきたときにやめる前に変化を1つ入れる方法

始めたころは新鮮だったことでも、何度も続けていると「また同じことか」と感じることがあります。

やる意味がなくなったわけではない。やれば役に立つことも分かっている。それでも、同じ順番、同じ方法、同じ内容が続くことで、以前より取りかかりにくくなることがあります。

そんなとき、すぐ別のことへ変えたり、続けること自体をやめたりする以外にも方法があります。続けたい部分は残し、その周りだけを少し変えてみます。

この記事では、続けてきたことに飽きを感じたとき、活動全体を変える前に、変えても困らない部分へ変化を1つだけ入れて確かめる方法を考えます。

最初にすること

何に飽きているかを見る

続けていること全部ではなく、同じ方法や順番のどこで退屈を感じているか確認します。

次にすること

残す部分を先に決める

何のために続けているかを確認し、変えずに残したい中心部分を1つ決めます。

最後にすること

変化を1つだけ試す

中心部分を残したまま、進め方の1要素だけを変えて数回試します。

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01
飽きた場所を見つける

続けたいこと自体ではなく同じ進め方に飽きていないか確認します

「もう飽きた」と感じると、その活動全体が自分に合わなくなったように思えることがあります。

しかし、続ける目的にはまだ意味を感じていて、毎回同じ順番や同じ方法で行うことだけが重くなっている場合もあります。まず、何に対して「またこれか」と感じているのかを見ます。

  • 始めればできるのに、取りかかる前だけ面倒に感じることが増えた
  • やる内容より「いつもと同じ流れ」が嫌になっている
  • 終わった後には役立ったと感じるのに、次回になると気が進まない
  • 続ける意味より、別の新しい方法ばかり探すことが増えている
「飽きた」と「もう必要ない」は分けて考えられます

活動の目的そのものに意味を感じなくなった場合と、同じやり方の繰り返しに飽きた場合では、次に変える場所が違います。

02
変えない部分を決める

続ける意味を残したまま変えてよい場所だけを動かします

飽きを感じるたびに全部を作り直すと、以前うまく続いていた部分まで変わってしまいます。

そこで先に、今回の活動で「これは残したい」と思う部分を1つ決めます。そのあとで、目的を変えずに動かせる場所を探します。

1

残すものを決める

続ける目的や、これまで役立っていた中心の行動を1つ残します。

2

動かせる場所を探す

順番、使うもの、取り組み方など、変えても目的を失わない部分を見つけます。

3

1つだけ変える

複数を同時に変えず、次に試す変化を1つだけ選びます。

例えば、学ぶ時間を続ける意味はまだ感じているなら、「学習をやめる」まで変える必要はありません。同じ問題形式に飽きているなら、最初の数分だけ別の形式から入る方法があります。

残す部分と変える部分を分けると、続けることと変化を入れることを両立しやすくなります。

03
中心となる実践

続けたい中心部分を固定して次の数回だけ1つの変化を試します

変えてよい場所が見つかったら、次の1回だけ気分で大きく変えるのではなく、同じ変化を数回試します。

変えるのは1要素だけです。中心となる行動、だいたいの量、目的などはできるだけそのままにすると、「変化を入れたことが続けやすさに役立ったか」を比べやすくなります。

中心部分を残す

続ける意味につながっている行動はそのまま残し、今回の比較の基準にします。

変化を1つ入れる

順番や取り組み方などから、飽きを感じている場所だけを1つ変えます。

数回続けて比べる

1回の気分だけで決めず、同じ変化を数回使って取りかかりやすさを見ます。

毎日15分の語学学習を続けている場合

学習する意味は感じていて、15分なら時間も取れる一方、毎回同じ順番で同じ形式の問題を解くことに飽きを感じているとします。

ここで学習時間や目標を全部変えず、「15分学習する」という中心部分は残します。

次の3回だけ、最初の5分を音声を聞いて答える練習へ変え、その後はいつもの学習へ戻します。変えるのは開始部分の形式だけです。

3回試したあと、以前より取りかかりやすかったか、15分の学習を最後まで続けられたか、変化を入れたことで余計な準備が増えなかったかを確認します。

変化は大きいほどよいわけではありません。新しい道具を準備したり、毎回違う方法を探したりすることが増えると、今度は変化を作ること自体が負担になる場合があります。

「今日は何を変えよう」と毎回考えるのではなく、一度決めた変化を数回試してから、残すか戻すかを決めます。

04
変化が役立ったか確認する

楽しかったかだけでなく続けたい部分まで保てたかを見ます

変化を入れた後は、「新しいから楽しかった」という感覚だけで判断しません。続けるために残した中心部分も、以前と同じように実行できたかを確認します。

  1. 以前より取りかかる前の「また同じか」という重さは減りましたか?
  2. 変化を入れても、残すと決めた中心の行動は続けられましたか?
  3. 新しい方法を準備するための手間が増えすぎませんでしたか?
  4. 次回も同じ変化を残したいですか、それとも別の場所を変えたいですか?

取りかかりやすくなり、中心部分も続けられたなら、その変化をしばらく残せます。毎回変え続ける必要はありません。

新鮮にはなったものの、本来続けたい行動が少なくなった場合は元の方法へ戻します。変化がほとんどなかった場合は、次回は別の1要素を選びます。

何を変えても「もう続けたいと思わない」という状態なら、進め方より活動そのものを続ける理由が変わっている可能性があります。その場合は、変化を増やし続けるのではなく、目標や目的を改めて考える方が合うこともあります。

05
今日からできること

最近「また同じか」と感じたことを1つだけ対象にします

長く続けていることを全部確認する必要はありません。最近、始める前に「またこれをやるのか」と感じたことを1つ選びます。

その活動で今後も残したい部分を1つ決め、次回だけ変えられそうな部分を1つ選びます。

今日のポイント

  • 続けているのに最近取りかかりにくくなったことを1つ選ぶ
  • その活動を今も続けたい理由があるか確認する
  • 変えずに残す中心部分を1つ決める
  • 順番や方法などから変える部分を1つだけ選ぶ
  • 数回試したあと、始めやすさと中心部分の両方を確認する

試した変化が役立てば残し、負担が増えたなら元へ戻します。変化が足りなければ、次は別の場所を1つだけ変えます。

続けるために必要なのは、同じ形をずっと守ることとは限りません。何を残し、どこなら変えてよいかが分かれば、続けてきたものを全部捨てずに進め方だけを更新できます。

続けるものを残しながら続け方だけを変える選択もあります

続けてきたことに飽きを感じたとき、「自分には続ける力がない」と考える必要はありません。同じ活動でも、同じ方法が長く続けば、新鮮さがなくなったように感じることがあります。

そんなときは、活動全体をやめる前に、何を残したいのかを決めます。その中心部分を守りながら、順番や取り組み方など、変えても目的を失わない場所へ変化を1つ入れます。

試した後に始めやすくなったなら残し、負担が増えたなら戻す。続けることを「同じ形を守り続けること」だけにせず、必要な部分を残しながら方法を更新していくこともできます。

続けていることに飽きを感じたときに確認したいこと

  • 活動そのものではなく、同じ進め方に飽きている可能性はありませんか?
  • その活動を今も続けたい理由は残っていますか?
  • 変えずに残したい中心部分を1つ決めましたか?
  • 目的を失わず変えられる部分を1つ選びましたか?
  • 試した後、始めやすさと中心の行動が保てたか確認しましたか?