面談で今後やりたい仕事を聞かれて答えに詰まるなら今より増やしたい仕事の割合から考える
知りたいことから読む
面談や評価の場で「これからどんな仕事をしたいですか」と聞かれると、急に大きな答えを求められたように感じて言葉が止まることがあります。将来の職種や肩書きを決めようとすると、まだ分からないことまで答えなければならない気持ちになりやすいからです。
そんなときは、遠い将来を決める代わりに、今の仕事の中で次に増やしたい仕事の割合を考えるところから始めます。少し増やしたい仕事が見えると、面談で伝える内容も具体的になります。
今の仕事を分けて見る
一日の中で何に時間を使っているかをざっくり分けます。
増やしたい仕事を選ぶ
少し増えると働きやすくなりそうな仕事を見つけます。
次の機会へつなげる
増やしたい理由と試したい仕事を面談で具体的に伝えます。
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「何をしたいか」が答えにくいのは、質問の範囲が大きすぎるからです
今後のキャリアを聞かれると、職種・役職・会社・働き方まで一度に決めようとしてしまうことがあります。しかし、今すぐ決められなくても問題ありません。まずは現在の仕事の中に、増やしたいものと減らしたいものがないかを見ます。
- 得意かどうかより、もっと関わりたい仕事がある
- 今より時間を使いたい仕事が思い浮かぶ
- 逆に減ると助かる仕事がある
仕事の割合なら、現在の経験を材料にして考えられます。
増やしたい仕事は、続けたあとに残る感覚で選びます
好き嫌いだけでなく、その仕事をしたあとに「もう少し深く知りたい」「次も関わりたい」と思えるかを見ます。
関心
終わったあとも内容が気になるか。
成長
経験を重ねる意味を感じられるか。
貢献
誰かの役に立った実感があるか。
三つすべてを満たす必要はありません。どれか一つでも強く残る仕事は、次に増やす候補になります。
今の一週間を思い出し、増やしたい仕事を少しだけ前へ出します
たとえば、調整業務、資料づくり、顧客対応、改善提案など、今している仕事を三〜五種類ほどに分けます。その中から「今より少し増えるとよい」と感じるものを選びます。
「今はこの仕事が中心ですが、今後はこの業務にも少し多く関わりたいです。前回担当したときに、こういう点に手応えがありました」のように、現在と希望をつなげて話します。
大きな異動希望まで決めなくても、次に経験したい仕事が伝われば、上司側も任せ方を考えやすくなります。
実際に増やしてみたあと、続けたいかを確かめます
希望していた仕事でも、実際に比重が増えると見え方が変わることがあります。だから最初から将来を固定せず、小さく経験してから見直します。
- 増えた仕事に前より関心が持てましたか?
- 負担だけが増えた感覚はありませんでしたか?
- もう少し経験を重ねたいと思えましたか?
- 次に減らしたい仕事は見えてきましたか?
この振り返りを重ねると、自分に合う仕事の配分が少しずつ具体的になります。
次の面談までに「今より少し増やしたい仕事」を言葉にします
将来の肩書きを考える必要はありません。最近の仕事を振り返り、もう少し関わりたいと思った仕事と、その理由を一行で残します。
今日の実践
- 最近の仕事を三〜五種類に分ける
- 少し増やしたい仕事を選ぶ
- 増やしたい理由を一行で残す
その一行があれば、面談で「まだ分かりません」で終わらず、次の経験へつながる話ができます。
最後のメッセージ
キャリアは、遠い将来を一度で決めることだけではありません。今の仕事の中で、次に何を少し増やしたいかを選ぶことも立派な一歩です。
答えに迷ったときは、未来の肩書きではなく、次に増やしたい経験から考えてみてください。
最後に確認
- 将来の職種を無理に決めようとしていませんか?
- 今より少し増やしたい仕事は見えていますか?
- その理由を面談で伝えられる形にできていますか?