準備を整えようとしてなかなか始められないときは最初の10分で使う物だけそろえる

勉強を始めようとして参考書を並べ直したり、作業の前に道具やアプリを調べ続けたりして、気づけば準備だけで時間が過ぎてしまうことがあります。始めるための準備は必要ですが、準備を完璧にしようとすると、実行の前に疲れてしまいます。

そんなときは、全部を整えてから始めるのではなく、最初の10分で実際に使う物だけをそろえるようにします。足りない物は、作業中に必要だと分かった時点で追加すれば十分です。

最初にすること

準備が増えている場面を見る

始める前に何をそろえ続けているかを確認します。

次にすること

10分分だけそろえる

最初に使う物だけ残し、それ以外は後回しにします。

最後にすること

必要になったら追加する

不足は実行中に見つけ、その場で一つずつ補います。

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01
場面を見る

準備が多いほど安心できても、始めるまでの距離は長くなります

新しいことほど「失敗したくない」「途中で困りたくない」と考え、必要以上に準備を増やしやすくなります。けれど、実際には始めてみないと必要かどうか分からない物も少なくありません。

  • 始める前に道具や情報を何度も追加している
  • 準備が終わったころには時間や気力が残っていない
  • 「もう少し整ってから」と開始日を延ばしている
準備の完成ではなく、開始できる状態を目標にします

最初の行動に必要な物があれば、残りは実行しながら判断できます。

02
判断基準を決める

「最初の10分で使うか」で必要な物を分けます

準備物を考えるときは、今日全体ではなく、開始直後の10分だけを想像します。

1

最初の行動

10分以内に何をするかを一つ決めます。

2

使う物

その行動に直接必要な物だけを残します。

3

後回し

使うか不明な物は準備リストから外します。

「いつか使うかもしれない」ではなく、「最初の10分で使うか」で判断すると、準備を小さくできます。

03
中心実践

必要最低限がそろったら、そのまま10分だけ始めます

準備を止めるには、準備の終了条件を決めることが大切です。最初の10分に必要な物がそろった時点で、調べものや整理をいったん止めて実行へ移ります。

たとえば

資格の勉強なら、最初に解くページと筆記具だけを用意して開始します。参考サイト、追加教材、学習記録の方法は、必要になってから決めます。

始めてみると、思っていたより少ない準備で進められることもあります。

04
振り返る

始めたあとに本当に足りなかった物だけを確認します

準備不足だったかどうかは、想像ではなく実行後に見直すほうが正確です。

  1. 最初の10分は止まらず進められましたか?
  2. 途中で本当に必要になった物はありましたか?
  3. 用意したのに使わなかった物はありましたか?
  4. 次回はさらに減らせる準備がありますか?

使わなかった物を外していくほど、次回はより早く始められます。

05
今日からできること

今日始めたいことを一つ選び、10分分だけ準備します

今から取り組みたいことを一つ選び、最初の10分に使わない物はいったん脇へ置いてみてください。

今日の実践

  • 最初の10分でやることを一つ決める
  • その10分で使う物だけをそろえる
  • そろったら追加準備をせず、そのまま始める

準備の量を減らすことは手抜きではなく、実行を始めるための工夫です。

最後のメッセージ

何かを始める前に準備を整えたくなるのは自然なことです。ただ、準備の完成を待っていると、始める機会そのものを逃してしまいます。

まずは最初の10分に必要な物だけをそろえ、足りない物は進みながら加えていく。小さく始める形にすると、準備から実行へ移りやすくなります。

最後に確認

  • 最初の10分でやることが決まっていますか?
  • その時間に使う物だけをそろえましたか?
  • 必要か分からない準備を後回しにできていますか?