年に数回の大きな支払いで貯金を崩すなら年間支出を月ごとに分けて先に積み立てる

毎月は無理なく貯金できていても、自動車税や保険料、更新費用、家電の買い替えなど、年に数回だけ大きな支払いが重なると、せっかく貯めたお金をまとめて取り崩すことがあります。月の家計だけを見ていると、こうした支出は突然の出費のように感じやすくなります。

そんなときは、貯金額を増やす前に、一年の中で起こりやすい大きな支出を月ごとに分けて先に積み立てる方法があります。普段の貯金と年間支出の準備を分けると、「貯めたのに減った」という感覚を小さくできます。

最初にすること

大きな支払いを拾う

一年の中で何度か発生する支出を思い出して並べます。

次にすること

月ごとに分ける

年間で必要になりそうな金額を、毎月準備する額へ置き換えます。

最後にすること

貯金と分けて置く

使う予定のあるお金として、普段の貯金とは別に管理します。

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01
場面を見る

毎月の赤字ではなく、年に数回だけ来る支払いで貯金が減っていないかを見ます

普段の生活費は収入の範囲に収まっていても、まとまった支払いの月だけ貯金を取り崩しているなら、毎月の家計そのものより年間支出の準備が足りていない可能性があります。

  • 年払いの保険料や税金で貯金を使う
  • 家電の買い替えで予定外に大きく減る
  • 支払ったあとに貯金額を一から戻そうとする
「急な出費」と「時期は読みにくくても起こりやすい支出」を分けます

毎年または数年おきに起こるものは、少しずつ準備できます。

02
判断基準を決める

対象にするのは「金額が大きく、繰り返し起こる支出」です

すべての支出を予測する必要はありません。毎月の生活費では吸収しにくく、今後も起こる可能性が高いものから選びます。

1

繰り返す

毎年または数年おきに起こるか。

2

大きい

一か月の生活費だけでは負担が重いか。

3

準備できる

支払うまでに少しずつ積み立てられるか。

三つに当てはまるものだけを年間支出として扱うと、項目を増やしすぎずに続けやすくなります。

03
中心実践

一年で必要になりそうな金額を、毎月準備する小さな金額へ分けます

年間支出として選んだ項目の合計を出し、その金額を一年の各月へ分けます。正確な金額が分からないものは、前回の支払い額やおおよその範囲から始めても構いません。

使う予定のあるお金として先に確保します

たとえば年内に合計十二万円ほど必要になりそうなら、毎月一万円を年間支出用として分けます。これは将来のために残す貯金ではなく、近い将来使う予定のお金として扱います。

普段の貯金と同じ場所に入れる場合でも、メモや家計表で「年間支出分」が分かるようにしておくと、使ったときに貯金が減ったと感じにくくなります。

04
振り返る

実際に支払ったあと、積み立て額が多すぎなかったか少なすぎなかったかを確認します

最初からぴったりの金額を決める必要はありません。実際の支払いが想定より多かったか少なかったかを見て、翌年の準備額へ反映します。

  1. 予定していた年間支出で大きく不足したものはありましたか?
  2. 逆に使わず残った項目はありましたか?
  3. 毎月の積み立て額が生活費を圧迫していませんか?
  4. 来年も準備したい支出はどれですか?

一度作った金額を固定せず、支払いの実績に合わせて少しずつ調整します。

05
今日からできること

今年すでに貯金から支払った大きな出費を一つだけ思い出します

まずは年間支出を全部洗い出さず、今年「貯金を崩した」と感じた支払いを一つ選びます。その支出が今後も起こりそうなら、次回までに毎月いくら準備すればよいかを考えます。

今日の実践

  • 今年の大きな支払いを一つ選ぶ
  • 次に支払う時期までの月数を確認する
  • 毎月準備する金額を決める
  • 普段の貯金とは別の目的として記録する

一項目で流れを作れたら、ほかの年間支出にも少しずつ広げていけば十分です。

最終メッセージ

年に数回の大きな支払いは、毎月の家計だけを見ていると突然の出費に見えます。けれど、繰り返し起こるものなら少しずつ準備できます。普段の貯金とは別に「使う予定のお金」を積み立てておけば、支払いのたびに将来のための貯金を崩す感覚を減らせます。

最終チェック

  • 年に数回の大きな支払いを一つ選んだ
  • 今後も繰り返し起こる支出か確認した
  • 毎月準備する金額へ分けた
  • 普段の貯金と年間支出用のお金を区別した