同じトラブルをそのたびに直しているのに、少しするとまた似たことが起きる。そんな状態が続くと、解決しているつもりでも終わりが見えなくなります。
再発するときは、原因を大きく考え直す前に、トラブルの直前に共通していたきっかけを確かめます。
起きた出来事だけでなく、その直前の操作、置き方、確認不足、時間帯などを見ると、繰り返しを減らす手がかりが見つかりやすくなります。
直前の状況を見る
問題が起きる直前に何をしていたかを短く残します。
共通点を探す
何度か起きた記録を並べて、毎回似ている条件を探します。
きっかけを変える
共通していた条件を一つ変え、再発が減るかを確認します。
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問題そのものより直前に何があったかを確認します
同じトラブルが起きたら、「また起きた」で終わらせず、その直前の状況を思い出します。たとえば、作業を急いでいた、確認を省いた、物の置き場所が変わっていた、特定の操作をした直後だった、などです。
- 起きる直前にしていた操作
- そのとき使っていた物や場所
- いつもと違っていた条件
- 確認を飛ばした場面
最初は「これが原因だ」と断定せず、直前の事実だけを残します。
直前の状況なら記憶が新しく、あとから振り返るより具体的に残しやすくなります。
何度か起きた記録を並べて同じ条件だけを拾います
一回だけでは偶然かもしれません。似たトラブルが何度か起きたら、直前に残した内容を並べます。
違う部分
毎回変わっている条件はいったん外します。
同じ部分
繰り返し出てくる操作や状況を拾います。
変えられる部分
自分で変更できる条件に絞ります。
全部の原因を説明できなくても、再発の前に繰り返している条件が見つかれば、次の対策を試せます。
共通していたきっかけを一度だけ変えて様子を見ます
共通点が見つかったら、一度に多くの対策を足さず、もっとも変えやすい条件から試します。
毎回、作業の最後に別の予定へ急いで移っているなら、確認項目を増やすより、次へ移る前に確認時間を確保する方が効くかもしれません。
対策を一つにすると、何を変えたことで再発が減ったのかも分かりやすくなります。
再発したかだけでなく起き方が変わったかを振り返ります
対策を試したあと、完全にゼロになったかだけで判断しません。回数が減った、起きても早く気づけた、影響が小さくなった、という変化も確認します。
- 同じ状況で再発する回数は減りましたか?
- 起きる前に気づけることが増えましたか?
- 対策が手間になりすぎていませんか?
- 別の共通条件が見えてきましたか?
変化がなければ、その対策を増やすのではなく、次に共通している条件へ移ります。
次に同じことが起きたら直前の出来事だけ残してみます
特別な記録表を作る必要はありません。スマートフォンのメモや紙に、起きたことと、その直前にしていたことだけを書けば十分です。
今日のポイント
- 再発した直後に事実を残す
- 原因ではなく直前の状況を書く
- 何度か起きたら共通点を探す
- 変えられる条件から試す
- 回数や影響の変化を見る
同じ問題を何度も直すより、起きる前の条件を少し変える方が、長い目では負担を減らせます。
再発した事実は次の対策を見つける材料になります
同じトラブルが起きると、前の対策が無駄だったように感じることがあります。しかし、再発したときに直前の条件を残せば、前回より具体的な手がかりが増えます。
原因を一度で当てようとせず、繰り返しの中から共通するきっかけを見つけ、変えられるところから調整していきます。
再発を減らす最終チェック
- 直前の状況を残しましたか?
- 何度か起きた記録を比べましたか?
- 共通する条件を見つけましたか?
- 変えやすい条件から試しましたか?
- 再発の回数や影響の変化を見ましたか?
