停電への備えを考えると、懐中電灯、電池、モバイルバッテリーなど、必要そうな物が次々に浮かびます。
ただ、一覧を見て買いそろえるだけでは、自分の家で本当に困る場面が抜けることがあります。住まい方や家族構成によって、電気が止まったときに困る場所は違うからです。
そこで、まず家の中を歩き、電気が止まると困る場所と動作を確認してから、必要な代替手段を決めます。
備える物の数を増やすのではなく、生活が止まりやすいところから優先すると、自宅に合う準備をしやすくなります。
家の中を実際にたどる
夜の移動、連絡、食事など、電気を使う生活の動きを1つずつ確認します。
困る順番を決める
安全、連絡、食事、温度管理など、止まると影響が大きいものから並べます。
代替手段を1つずつ置く
必要な場所に明かりや充電手段などを置き、実際に使えるか確かめます。
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電気が止まったつもりで家の中を1回歩きます
停電への備えは、用品の一覧を見る前に、自宅の生活を確認するところから始めます。特に夜を想定すると、照明がなくなったときに困る場所が見えやすくなります。
- 寝室からトイレまで暗い場所はないか
- 玄関や階段を安全に通れるか
- スマートフォンを充電できなくても連絡を続けられるか
- 電気調理器だけに頼っている場所はないか
懐中電灯が家にあっても、暗い中で取りに行けなければ役立ちにくくなります。
停電すると困ることを安全・連絡・生活維持に分けます
最初から全部を同じ程度に備える必要はありません。まず安全に関わる部分、その次に連絡、その後に停電が長引いた場合の生活へ広げます。
安全
暗い中の移動、階段、玄関など、けがにつながりやすい場所です。
連絡
スマートフォンの充電や情報確認など、外とつながるための手段です。
生活維持
食事、冷蔵、暑さ寒さへの対応など、時間が長くなるほど困る部分です。
困る場所ごとに代わりになる手段を1つだけ決めます
暗い移動場所
すぐ手に取れる明かりを、寝室や玄関など必要な場所へ分けて置きます。
連絡手段
充電済みの予備電源など、普段の充電が使えない場合の方法を決めます。
生活を続ける場所
調理や温度管理など、電気がないと止まるものの代替方法を確認します。
寝室から廊下へ出る場所に小さなライト、連絡用には充電済みの予備電源、食事は加熱しなくても食べられる物を先に確認します。
非常用品を一か所へまとめるだけでなく、最初に使う物は実際に必要になる場所へ置きます。
実際に取り出して「暗い中でも使えるか」を確かめます
- 明かりは暗い状態でもすぐ手に取れますか?
- 予備電源は充電され、必要な機器へ接続できますか?
- 家族が保管場所を知っていますか?
- 備えを置いたことで普段の通路を邪魔していませんか?
- 季節や家族の状況が変わったら見直す部分はありますか?
買った時点で終わらせず、一度使ってみると不足が分かります。逆に、使わない物が多ければ、備えを増やし続ける必要もありません。
寝室から玄関まで電気を使わずに1回たどってみます
今日のポイント
- 夜に使う移動経路を1つ選ぶ
- 照明が消えた場合に危ない場所を確認する
- その場所で使う明かりを決める
- スマートフォンの予備充電手段も確認する
- 家族がいる場合は保管場所を共有する
家全体を一度に整えなくても、最初の動線を1つ確認すると、自宅に必要な備えが具体的になります。
収納場所を暮らしに合わせて見直す記事も、非常用品を使う場所の近くへ置く考え方を整理するときに役立ちます。
停電への備えは、自宅で生活が止まりやすい場所から決めます
備えを考えるとき、たくさんの非常用品をそろえることが目的になりやすくなります。しかし、必要な物は住まい方によって変わります。
まず家の中を歩き、電気がなくなると困る場所と動作を見つけます。安全、連絡、生活維持の順に影響を確認し、必要な場所へ代替手段を置きます。
何を買うかより先に、どこで何が止まるかを見ることで、自分の家に合う備えへ絞り込めます。
停電への備えを確認するときの最終チェック
- 電気が止まったつもりで家の中を歩きましたか?
- 暗いと危ない場所を確認しましたか?
- 連絡や充電の代替手段を決めましたか?
- 必要な物を使う場所の近くへ置きましたか?
- 実際に取り出して使えることを確認しましたか?
