気に入って買った物をしまい込んで使えないときに日常で使う場面へ置き直す

気に入って買った器や服、小物なのに、「もったいない」「汚したくない」と思って、しまったままになることがあります。

大切にしたい気持ちは自然ですが、使わない期間が長くなるほど、その物から得られる楽しさも日常から離れていきます。

そんなときは特別な日を待つのではなく、その物を普段のどの場面で使うかを先に決めて、使う場所へ置き直します。

大切にすることと、しまい込むことは同じではありません。日常で無理なく使える場面が見つかると、お気に入りを楽しめる回数が増えていきます。

最初にすること

使えていないお気に入りを選ぶ

しまったままになっている物の中から、今も使いたい物を思い出します。

次にすること

使う場面を日常から選ぶ

特別な予定ではなく、朝食や外出など普段ある場面へ結びつけます。

最後にすること

使う場所へ置き直す

思い出したときだけ使うのではなく、その場面の近くへ移して使いやすくします。

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01
今の状態を見る

大切にしているのに使えていない物を思い出します

まず、持っていること自体はうれしいのに、最近ほとんど使っていない物を一つ思い出します。高価かどうかではなく、「本当は使いたい」と感じる物が対象です。

  • 汚したくなくて箱や棚へ戻している
  • 特別な日まで取っておこうと思っている
  • 普段使いにはぜいたくだと感じている
  • 持っていることを忘れる期間が長い
使わないことだけが大切にする方法ではありません

気に入った物ほど、無理のない範囲で日常に登場するほうが、選んだ理由や好きだった気持ちを何度も思い出せます。

まずは処分するかどうかではなく、今も使いたい気持ちが残っているかを確かめます。

02
場面を選ぶ

特別な日ではなく普段すでにある場面へ結びつけます

次に、その物をどこで使えば自然かを考えます。新しい習慣を作るより、すでにある生活の場面へ重ねるほうが使いやすくなります。

1

時間

朝、仕事後、休日など使いやすい時間帯を見ます。

2

場所

食卓、玄関、洗面所など普段使う場所へ合わせます。

3

頻度

毎日でなくても、週に何度か自然に使える場面を選びます。

「いつか使う」から「この場面で使う」へ変わると、出番が具体的になります。

03
中心実践

しまう場所ではなく使う場所の近くへ移します

使う場面を決めたら、物の置き場所も合わせます。毎回箱を開けたり奥の棚から出したりする必要があると、使いたい気持ちがあっても出番は減りやすくなります。

たとえば気に入ったカップなら

来客用の棚にしまうのではなく、普段の朝食で使う食器の近くへ置きます。お気に入りのハンカチなら、保管箱ではなく外出時に手に取る小物の近くへ移します。

使うための動線に置くことで、思い出すことに頼らず自然に手が伸びやすくなります。

傷みやすい物は毎日使う必要はありません。大切さを保てる範囲で、しまい込む期間を短くすることを目指します。

04
振り返り

使ったあとの気持ちと扱いやすさを振り返ります

数回使ったら、物の状態だけでなく、自分の気持ちも見ます。

  1. 使ったときにうれしさを感じましたか?
  2. 出し入れの手間は減りましたか?
  3. 汚れや傷への不安は大きすぎませんでしたか?
  4. その場面で無理なく使えましたか?
  5. また使いたいと思えましたか?

不安が大きければ頻度を下げたり、別の場面へ移したりすれば十分です。使うかしまうかの二択にする必要はありません。

05
今日からできること

今しまっているお気に入りを使う場所の近くへ移してみます

大きく収納を変える必要はありません。今も好きな物を一つだけ選び、次に使いたい場面の近くへ移します。

今日のポイント

  • 今も使いたいお気に入りを思い出す
  • 特別な日ではなく普段の場面を選ぶ
  • 使う場所の近くへ置き直す
  • 傷みが気になる物は頻度を調整する
  • 使ったあとの気持ちを振り返る

持っているだけでなく、使ったときに感じるうれしさまで含めて、お気に入りの価値を受け取っていきます。

お気に入りは特別な日を待たなくても日常で楽しめます

大切な物ほど傷ませたくない気持ちはあります。ただ、しまったままでは、その物を選んだときの楽しさを感じる機会も少なくなります。

使う場面を日常の中へ決めて、そこへ置き直すだけでも、お気に入りは少しずつ暮らしの中へ戻ってきます。

お気に入りを日常で使う最終チェック

  • 今も使いたい物を選べましたか?
  • 普段のどの場面で使うか決まりましたか?
  • 使う場所の近くへ移せましたか?
  • 無理のない頻度になっていますか?
  • 使ったあとのうれしさを確認できましたか?