気に入って買った器や服、小物なのに、「もったいない」「汚したくない」と思って、しまったままになることがあります。
大切にしたい気持ちは自然ですが、使わない期間が長くなるほど、その物から得られる楽しさも日常から離れていきます。
そんなときは特別な日を待つのではなく、その物を普段のどの場面で使うかを先に決めて、使う場所へ置き直します。
大切にすることと、しまい込むことは同じではありません。日常で無理なく使える場面が見つかると、お気に入りを楽しめる回数が増えていきます。
使えていないお気に入りを選ぶ
しまったままになっている物の中から、今も使いたい物を思い出します。
使う場面を日常から選ぶ
特別な予定ではなく、朝食や外出など普段ある場面へ結びつけます。
使う場所へ置き直す
思い出したときだけ使うのではなく、その場面の近くへ移して使いやすくします。
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大切にしているのに使えていない物を思い出します
まず、持っていること自体はうれしいのに、最近ほとんど使っていない物を一つ思い出します。高価かどうかではなく、「本当は使いたい」と感じる物が対象です。
- 汚したくなくて箱や棚へ戻している
- 特別な日まで取っておこうと思っている
- 普段使いにはぜいたくだと感じている
- 持っていることを忘れる期間が長い
気に入った物ほど、無理のない範囲で日常に登場するほうが、選んだ理由や好きだった気持ちを何度も思い出せます。
まずは処分するかどうかではなく、今も使いたい気持ちが残っているかを確かめます。
特別な日ではなく普段すでにある場面へ結びつけます
次に、その物をどこで使えば自然かを考えます。新しい習慣を作るより、すでにある生活の場面へ重ねるほうが使いやすくなります。
時間
朝、仕事後、休日など使いやすい時間帯を見ます。
場所
食卓、玄関、洗面所など普段使う場所へ合わせます。
頻度
毎日でなくても、週に何度か自然に使える場面を選びます。
「いつか使う」から「この場面で使う」へ変わると、出番が具体的になります。
しまう場所ではなく使う場所の近くへ移します
使う場面を決めたら、物の置き場所も合わせます。毎回箱を開けたり奥の棚から出したりする必要があると、使いたい気持ちがあっても出番は減りやすくなります。
来客用の棚にしまうのではなく、普段の朝食で使う食器の近くへ置きます。お気に入りのハンカチなら、保管箱ではなく外出時に手に取る小物の近くへ移します。
使うための動線に置くことで、思い出すことに頼らず自然に手が伸びやすくなります。
傷みやすい物は毎日使う必要はありません。大切さを保てる範囲で、しまい込む期間を短くすることを目指します。
使ったあとの気持ちと扱いやすさを振り返ります
数回使ったら、物の状態だけでなく、自分の気持ちも見ます。
- 使ったときにうれしさを感じましたか?
- 出し入れの手間は減りましたか?
- 汚れや傷への不安は大きすぎませんでしたか?
- その場面で無理なく使えましたか?
- また使いたいと思えましたか?
不安が大きければ頻度を下げたり、別の場面へ移したりすれば十分です。使うかしまうかの二択にする必要はありません。
今しまっているお気に入りを使う場所の近くへ移してみます
大きく収納を変える必要はありません。今も好きな物を一つだけ選び、次に使いたい場面の近くへ移します。
今日のポイント
- 今も使いたいお気に入りを思い出す
- 特別な日ではなく普段の場面を選ぶ
- 使う場所の近くへ置き直す
- 傷みが気になる物は頻度を調整する
- 使ったあとの気持ちを振り返る
持っているだけでなく、使ったときに感じるうれしさまで含めて、お気に入りの価値を受け取っていきます。
お気に入りは特別な日を待たなくても日常で楽しめます
大切な物ほど傷ませたくない気持ちはあります。ただ、しまったままでは、その物を選んだときの楽しさを感じる機会も少なくなります。
使う場面を日常の中へ決めて、そこへ置き直すだけでも、お気に入りは少しずつ暮らしの中へ戻ってきます。
お気に入りを日常で使う最終チェック
- 今も使いたい物を選べましたか?
- 普段のどの場面で使うか決まりましたか?
- 使う場所の近くへ移せましたか?
- 無理のない頻度になっていますか?
- 使ったあとのうれしさを確認できましたか?
