車検や保険などの車費用を支払う月まで毎月準備する方法

普段の燃料代や駐車場代は毎月の支出として意識しやすくても、車検、保険、税金、点検や消耗品などは、支払う時期がそれぞれ違います。

そのため、年間で見れば想定していた費用でも、支払いが重なる月になると「今月は車にずいぶんお金がかかる」と感じることがあります。

こうした負担を減らすために、車の費用をすべて毎月の支出として考える必要はありません。次にまとまった支払いが必要になるものを確認し、その金額を支払う時期まで少しずつ分けて準備します。

年間費用を知るだけで終わらせず、「いつまでに、いくら必要か」へ置き換えると、車の支払いを普段の家計へ組み込みやすくなります。

最初にすること

次の支払いを確認する

車に関する支払いのうち、次にまとまった金額が必要になるものを確認します。

次にすること

必要額を月へ分ける

必要になる金額を、支払う月までの残り期間へ分けて毎月の準備額を決めます。

最後にすること

別に確保して続ける

生活費と混ざらない形で確保し、実際の支払い後に次の準備額を調整します。

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01
今の支払いを確認する

毎月ではない車の費用だけを先に確認します

車のお金を準備するとき、燃料代から修理費まで、すべてを一度に計算し直す必要はありません。

まず確認するのは、「支払いが必要なことは分かっているけれど、毎月は払わない費用」です。支払う月にまとまった金額が必要になるものを優先します。

  • 次に予定している点検や車検などの費用がありますか?
  • 保険など、まとめて支払う予定の費用がありますか?
  • 税金など、毎月ではない支払いを確認できていますか?
  • 近いうちに交換を予定している消耗品はありますか?
  • 前回いくら支払ったか分かる記録が残っていますか?
最初から正確な年間予算を完成させなくても大丈夫です

まず次に来る大きな支払いを1つ準備するだけでも構いません。実際に支払った金額を使いながら、少しずつ対象を増やしていく方が続けやすくなります。

前回の明細や支払い記録があれば、それを目安として使います。金額が変わる可能性があるものは、前回と同じ金額になると決めつけず、現在確認できる予定額があれば更新します。

02
準備する費用を分ける

予定できる費用と予想しにくい費用を分けます

車の支出には、支払う時期をある程度予定できるものと、故障のように正確な時期を予想しにくいものがあります。

この2つを同じ方法で準備しようとすると、「いくら用意すればよいか分からない」という状態になりやすいため、役割を分けて考えます。

1

予定が分かる費用

支払う時期がある程度分かるものは、必要な時期から逆算して準備します。

2

交換を見込める費用

消耗品など近いうちに必要になりそうなものは、点検結果や使用状況から準備対象に入れるか決めます。

3

突然発生する費用

故障のように時期も金額も読みにくいものは、決まった支払いとは分けて余裕分として考えます。

予定できる費用は、支払う月までに必要額をそろえることを目標にできます。一方、突然の故障まで正確に月割りすることはできません。

予想しにくい費用まで「次は必ずこの金額」と決めるのではなく、車の状態や過去の修理経験を見ながら、別の予備費として持つ方法があります。

03
毎月の準備額を決める

必要額を支払う月までの残り期間へ分けます

次に必要になる費用と支払う時期が分かったら、そこから毎月どのくらい確保すればよいかを決めます。

考え方は難しくありません。準備したい金額から、すでに確保できている金額を引き、支払うまでの残り月数へ分けます。

必要額を決める

前回の支払額や現在の見込みから、次の支払いへ準備したい金額を決めます。

残り月数を見る

次に支払う予定の月まで、あと何か月準備できるかを確認します。

毎月別に確保する

生活費として使わないよう、毎月決めた金額を車の費用として分けておきます。

例えば、半年後にまとまった支払いを予定している場合

まず次の支払いで必要になりそうな金額を確認します。すでに一部を準備しているなら、その分を差し引きます。

残った金額をあと6か月で準備するなら、6回に分けた金額を毎月確保します。支払いまでの期間が長いほど、1回あたりの負担を小さくできます。

複数の支払いがある場合は、それぞれ別々に計算したあと、毎月準備する金額を合計します。

家計に対して準備額が大きすぎると感じたら、無理にその金額を固定するのではなく、支払時期、現在確保している金額、車に関するほかの支出をもう一度確認します。

04
続けられるか確認する

準備できた金額より家計への負担を確認します

毎月の準備を始めたら、「予定どおり積み上がっているか」だけではなく、その方法を無理なく続けられるかを確認します。

  1. 毎月の生活費を圧迫せずに確保できていますか?
  2. 車のために確保したお金を、普段の支出で使っていませんか?
  3. 次の支払い予定や見込み金額に変化はありませんか?
  4. 予定していなかった整備や交換が増えていませんか?
  5. 今の車へ今後も同じくらいの費用を使うことに納得できますか?

毎月の準備額が無理なく続いているなら、そのまま支払う月まで続けます。実際に支払ったあとは、予定額との差を確認して次回の準備へ反映します。

反対に、予定していなかった修理や交換が続き、毎月確保する金額が大きくなっている場合は、単に準備額を増やすだけでなく、今の車の維持方法について考える材料にもなります。

目的は、どんな費用でも貯めて払い続けることではありません。今の車へどのくらいのお金を使っているのかを分かったうえで、暮らしに無理のない形で維持することです。

05
今日からできること

次に来る車の支払いを1つだけ準備します

最初から車に関するすべての費用を月割りする必要はありません。まず、次に予定しているまとまった支払いを1つ選びます。

今日のポイント

  • 次にまとまった支払いが必要になるものを1つ選ぶ
  • 前回の明細や現在の予定額を確認する
  • 支払い予定の月まであと何か月あるか確認する
  • すでに準備している金額を差し引く
  • 残額を残り月数へ分け、今月分を確保する

1つの支払いで方法が分かれば、次に保険、点検、消耗品など、自分の車で必要になるものを追加していけます。

以前に「車にかかる年間費用」を確認しているなら、その一覧をそのまま使えます。年間総額の中から毎月ではない支出だけを取り出し、次の支払時期へ振り分ければ、もう一度ゼロから調べ直す必要はありません。

まとまった車費用は、支払う月ではなくその前から準備します

車にかかるお金は、毎月同じ金額ではありません。そのため、年間では払える金額でも、複数の支払いが同じ時期へ集まると家計への負担が急に大きく感じられます。

その負担を小さくするには、支払いが来てからお金を用意するのではなく、次に必要になる費用と時期を確認し、そこまでの月へ分けて準備します。

最初から将来の車費用を完璧に予測する必要はありません。まず予定が分かっている1つの支払いから始め、実際に払った金額を次の準備へ反映していけば、自分の車に合った金額へ少しずつ近づけられます。

年間費用を把握することが「車にいくら使っているかを知ること」なら、毎月準備することは「その費用を暮らしの中で無理なく払える形へ変えること」です。まとまった支出を特別な月だけの問題にせず、普段の家計の中で少しずつ準備していきます。

車のまとまった費用を準備するときの最終チェック

  • 次に必要になるまとまった支払いを確認しましたか?
  • 支払う予定の時期を確認しましたか?
  • すでに準備できている金額を確認しましたか?
  • 残額を残り月数へ分けましたか?
  • 毎月無理なく続けられる金額になっていますか?