目標の期限が近づいたときにやることを増やさず完成条件を決める方法
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目標に向かって進めていると、途中で新しいアイデアが浮かぶことがあります。「ここも直した方がよい」「せっかくだから、これも追加したい」と考えること自体は珍しくありません。
ただ、期限が近づいても追加を続けていると、最初は終わりが見えていた目標に新しい作業が増え、完成する場所が少しずつ遠くなることがあります。
このとき必要なのは、もっと急いで作業することだけではありません。「何がそろえば、この目標は完成と言えるのか」を決め、新しい追加と完成に必要な作業を分ける方法があります。
この記事では、期限が見えてきた目標について完成条件を固定し、残っている条件を満たすことへ切り替える方法を考えます。
終点が動いていないか確認する
期限へ近づいているのに、完成までに必要な作業が増え続けていないかを見ます。
完成と言える条件を決める
最初の目的へ戻り、何がそろえば目標を終えてよいのかを具体的にします。
新しい追加をいったん止める
決めた地点からは新しい案を現在の目標へ入れず、未達の完成条件へ力を使います。
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進めるほど完成までに必要なことが増えていないか確認します
目標の初めには「ここまでできたら終わり」と考えていたのに、進める途中で知識や経験が増えると、直したい場所や追加したいことも見つかります。
改善できる場所が見えることと、今の目標にその改善を全部入れる必要があることは別です。まず、期限へ近づくほど終点が遠くなっていないかを確認します。
- 期限が近づいているのに、やることの数が減らず増えている
- まだ終わっていない部分より、完成済みの部分を何度も直している
- 新しいアイデアが出るたび、現在の目標へ追加している
- 何ができれば「完成」と言えるのか自分でも説明しにくい
改善案が増えること自体が問題なのではありません。今の目標を完成させる条件と、その後でもできる改善を同じ扱いにしないことが大切です。
最初の目的から何がそろえば目標を終えてよいか決めます
完成条件を決めるときは、今思いつく改善案をすべて並べるのではなく、「そもそも何のためにこの目標を始めたのか」へ戻ります。
その目的を満たすために必要な状態と、完成後でも変えられる部分を分けると、終点を決めやすくなります。
最初の目的へ戻る
この目標を達成することで、何をできるようにしたかったのかを確認します。
完成した状態を決める
何がそろえば「今回の目標は終わった」と判断できるのかを具体的にします。
完成後でもできるものを外す
より良くするための追加や改善は、今の完成に必要かをもう一度考えます。
たとえば「資料を完成させる」が目標なら、文章がもっと洗練されることや図が増えることだけで完成を判断すると、直せる場所はいつまでも残ります。
必要な内容がそろっている、誤りを確認している、相手が読める形になっている、提出できる状態になっているなど、今回の目的に必要な条件で終点を作ります。
完成条件を固定したら新しい作業を現在の目標へ追加しません
完成条件を決めても、その翌日に新しい案を次々追加すれば、終点はまた動きます。そこで、期限が近づいた段階で「ここから先は新しい作業を増やさない」という切り替え地点を作ります。
新しい案を捨てる必要はありません。今の目標から外して別に残し、まず未達の完成条件を満たすことへ使う時間を守ります。
完成条件を固定する
これがそろえば今回の目標は完成、と判断する条件を決め、それ以降は簡単に増やしません。
追加を止める地点を決める
期限の数日前などからは、新しく思いついた改善を今の目標へ加えない期間にします。
未達の条件だけを埋める
残った時間は、決めた完成条件のうちまだ満たしていない部分へ順番に使います。
作業を進める中で、「事例をあと3つ追加したい」「表紙を作り直したい」「図をもっと増やしたい」と新しい案が出てきたとします。
そこで、期限の5日前から新しい追加を止めます。今回の完成条件を「必要な12ページがそろう」「数字と内容を確認する」「PDFで読める状態にする」「提出する」の4つに固定します。
新しい事例や表紙の改善案は別に残し、現在の資料には追加しません。まず4つの条件をすべて満たすことへ作業を切り替えます。
追加停止後に、本当に必要な内容が抜けていると分かることもあります。その場合まで機械的に追加を禁止する必要はありません。
ただし「あるともっと良い」ではなく、「これがないと元の目的を満たせない」と判断できるものだけを完成条件へ戻します。新しく1つ入れるなら、不要になった条件と入れ替えられないかも確認します。
作業量ではなく未達の完成条件が減ったかを見ます
追加を止めたあとに確認するのは、「以前よりたくさん作業したか」ではありません。完成と言える状態へ実際に近づいたかを見ます。
- まだ満たしていない完成条件の数は減りましたか?
- 新しく思いついた改善を、その場で現在の目標へ追加せずに済みましたか?
- 追加を止めたことで、元の目的に必要なものまで抜けていませんでしたか?
- 今決めている完成条件を満たせば、当初の目的を達成したと言えますか?
期限までに完成条件を全部満たせそうにない場合は、改善作業からさらに外すのではなく、完成条件そのものが広すぎないかを確認します。目的に直接必要ない条件があれば、次の改善へ移します。
反対に予定より早く条件を満たせた場合は、残していた改善案から1つだけ戻して試すこともできます。そのときも、再び終点を動かし続けないよう、追加する数を先に決めます。
期限が見えている目標を1つ選び完成と言える状態を決めます
すべての目標へ完成条件を作る必要はありません。まず、すでに進めていて期限が見えている目標を1つだけ選びます。
その目標について「何がそろったら今回は終わりにできるか」を確認し、期限までに本当に必要なものを残します。
今日のポイント
- 期限が見えている目標を1つ選ぶ
- その目標を始めた目的を確認する
- 何がそろえば完成と言えるのかを具体的にする
- 新しい作業を追加しない地点を決める
- 今日は未達の完成条件を1つ進める
新しい案が浮かんだら、すぐ現在の目標へ入れず、完成後に見るものとして別に残します。完成したあとにも必要だと感じれば、その時点で次の改善として使えます。
こうすると、「もっと良くできる場所」がなくなるまで続けるのではなく、「今回決めた条件を満たした」ところで一度目標を終えられるようになります。
期限が近づいたら良くする段階から完成させる段階へ切り替える
目標へ取り組んでいる途中で、新しくやりたいことや改善したい場所が見つかることがあります。それは進めたからこそ気づけたことでもあります。
ただ、すべてを今回の目標へ入れると、期限へ近づいているのに完成までの距離が伸び続けます。そんなときは、最初の目的から完成条件を決め、その条件を一度固定します。
新しい案は捨てずに次へ残し、今は完成条件を満たす。目標には、始めることや続けることだけでなく、「ここで一度完成とする」と終点を決めることも必要です。
期限が近い目標で確認したいこと
- 期限へ近づくほど新しい作業が増えていませんか?
- 何がそろえば今回の目標を完成と言えるか決まっていますか?
- 完成後でもできる改善を現在の目標から外せますか?
- 新しい作業を追加しない地点を決めましたか?
- 今は未達の完成条件へ時間を使えていますか?