やりたいことがいくつもあると、どれも大切に見えて、少しずつ同時に進めたくなることがあります。
ところが、毎回違う目標へ意識を切り替えていると、どの目標も進んでいる実感が持てず、「結局どれから手をつければいいのか」と迷いやすくなります。
そんなときは、全部を捨てるのではなく、今の期間に前へ進める目標を1つだけ決め、ほかは一時的に待機させます。
目標の数を減らすことより、「今、前進させるのはどれか」を決めることがポイントです。
進めたい目標を並べる
今気になっている目標を確認し、同時に進めようとしている数を把握します。
今進める1つを選ぶ
期限、影響、今の準備状況を見て、次の期間に前進させる目標を1つ決めます。
ほかは待機させる
やめるのではなく、見直す日を決めて一時的に進行対象から外します。
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複数の目標を全部「今やるもの」にしていないか確認します
目標が3つあっても、それぞれに少しずつ手をつけていれば前進しているように見えます。しかし、毎回どれをやるか迷ったり、前回の続きに戻るまで時間がかかったりすると、実際の進み方は遅くなります。
まず、今の自分が「進めたい」と考えている目標を確認します。ここでは優先順位を細かく採点するより、同時に何個を進行中として扱っているかを見ることが大切です。
- その日の気分で違う目標へ手をつけている
- 複数の目標で締切や次の行動が混ざっている
- どの目標も少し進むが、完了に近づいている実感が薄い
- 新しい目標を追加するたび、以前の目標が止まっている
残したい目標と、今進める目標を分けて考えます。
目標を1つ選ぶことは、ほかを諦めることではありません。進める時期を分けるための判断です。
「大切さ」だけでなく今動かす理由を3つに分けます
どの目標も大切だから迷っている場合、「一番大切なものはどれか」だけでは決めにくくなります。そこで、今の期間に動かす理由を3つに分けて見ます。
期限が近い
いつまでに形にしたいかが決まっており、今始めないと余裕が少なくなる目標です。
次への影響が大きい
これが進むと、別の予定や判断も進めやすくなる目標です。
今なら動かしやすい
必要な材料や時間がそろっていて、着手しやすい状態にある目標です。
この3つのうち、今の自分に最も強く当てはまるものを基準にします。大きな夢だから優先するのではなく、「今動かす理由があるか」で選ぶと判断しやすくなります。
次の期間だけ前へ進める目標を1つ決めます
候補を確認したら、次の一定期間に「前進させる目標」を1つ決めます。期間は、予定を見直しやすい長さで構いません。大切なのは、期間中に新しい目標が気になっても、すぐ進行中へ追加しないことです。
前進させる1つを決める
今動かす理由が最もはっきりしている目標を、進行中として扱います。
ほかは待機へ移す
やめるのではなく、今は進めない目標として別に残します。
見直す条件を決める
期間終了、一定の進捗、状況変化など、入れ替えを検討する条件を決めます。
資格試験の日程が近く、必要な教材もそろっているなら、次の期間は資格の勉強を進行中にします。
部屋の整理と制作は捨てずに待機へ移し、「試験が終わったら見直す」と決めます。これなら、ほかの目標を忘れずに、今の目標へ集中できます。
待機中の目標へ新しいアイデアが出たときは、その場で進めず記録だけ残します。進行中の目標を増やさないことが、今回の実践の中心です。
1つに絞ったことで前進しやすくなったかを確認します
決めた期間が終わったら、選び方が正しかったかではなく、前より進めやすくなったかを確認します。
- 毎回「何をやるか」で迷う時間は減りましたか?
- 選んだ目標で具体的な前進がありましたか?
- 待機させた目標が気になり、頻繁に切り替えていませんでしたか?
- 期限や状況が変わり、優先する目標を入れ替える必要はありますか?
- 進行中を1つにすると狭すぎる場合、維持だけする目標を別枠にできますか?
進みやすくなったなら、そのまま次の区切りまで続けます。選んだ目標が進まない場合は、目標そのものを増やすのではなく、今動かす理由や次の行動を見直します。
どうしても同時に維持したい目標がある場合は、「前進させる目標」と「維持だけする目標」を分けます。両方を同じ強さで進めないことが調整のポイントです。
今抱えている目標から「今進める1つ」を選びます
すべての目標を細かく整理する必要はありません。まず、今進めたいと思っている目標を確認し、その中から次の期間に前進させる1つを選びます。
今日のポイント
- 進めたい目標が何個あるか確認する
- 期限、次への影響、今の動かしやすさを見る
- 次の期間に前進させる目標を1つ決める
- ほかの目標はやめずに待機へ移す
- いつ入れ替えを考えるか条件を決める
成果が見えにくい目標を続ける方法を考えたい場合は、成果がすぐ見えない目標を続けるために途中の行動を決める方法も参考にできます。
目標が多いときに必要なのは、全部を諦めることではありません。今の期間に動かすものを決め、残りを安心して待たせる仕組みです。
目標を減らすのではなく前進させる順番を決めます
複数の目標を持つこと自体が問題とは限りません。迷いやすくなるのは、それらをすべて同じ時期に前進させようとしたときです。
今動かす理由がはっきりしている目標を1つ選び、ほかは待機させます。見直す条件まで決めておけば、「後回しにしたまま忘れるのでは」と心配しにくくなります。
1つ進めたら、次の目標へ入れ替えることもできます。目標を持つ数と、今前進させる数を分けることで、複数のやりたいことを長い時間軸で扱いやすくなります。
複数の目標を進める前の最終チェック
- 今進めようとしている目標の数を把握しましたか?
- 今動かす理由が最も強い目標を1つ選びましたか?
- ほかの目標を「やめる」ではなく待機へ移しましたか?
- 進行中へ新しい目標をすぐ追加しない状態を作れましたか?
- 目標を入れ替える条件を決めましたか?
