値上がりが気になってまとめ買いする前に使い切れる量を確認する方法

よく買う食品や日用品の値段が上がっていると、「もっと上がる前に多めに買っておこう」と考えることがあります。まとめて買えば、しばらく買わずに済む安心感もあります。

ただ、安く買えたかどうかだけでは、まとめ買いが自分の暮らしに合っていたかは分かりません。使うまでに長い時間がかかったり、置き場所を圧迫したり、家にあることを忘れて別の商品を買ったりすることもあります。

そこで、これから値段がどうなるかを予想する前に、「家にある分を自分はどのくらいの期間で使うのか」を確認します。在庫を個数だけでなく、使える期間へ置き換えると、次に買う量を決めやすくなります。

この記事では、まとめ買いをするかしないかではなく、自分が使い切れる範囲を見つけて、買う量を決める方法を考えます。

最初にすること

家にある量を確認する

買う前に、同じ物が家の中にどのくらい残っているかを確認します。

次にすること

何日分あるかへ変える

1個を使い切るまでの期間から、現在の在庫がどのくらい持つかを考えます。

最後にすること

次に買う上限を決める

価格だけでなく、使う速さと置ける量から、今回買う量を決めます。

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01
今の在庫を確認する

値段を見る前に家に残っている量を確認します

まとめ買いをしたくなると、店頭や通販の価格へ意識が向きます。しかし、今回いくら買うかを決めるには、すでに持っている量も一緒に見る必要があります。

同じ商品がキッチン、洗面所、物置など複数の場所へ分かれていると、思っていた以上に在庫が残っていることもあります。まず1種類だけ選び、開封中の物と未開封の物を合わせて確認します。

  • 家に同じ商品がいくつ残っているか分からない
  • 安くなっているのを見ると残量を確認せず買っている
  • 同じ物を複数の場所へ分けて保管している
  • 以前まとめて買った物が長く未開封のまま残っている
買う量ではなく、すでに持っている期間から考えます

在庫が3個あるという情報だけでは多いか少ないか分かりません。自分の場合、その3個で何週間、何か月使えるのかへ置き換えると判断しやすくなります。

02
買える量と使える量を分ける

まとめ買いの上限は安さだけでは決まりません

同じ商品を多く買うほど1個あたりが安くなる場合でも、その量を自分が無理なく使えるとは限りません。

買う量を決めるときは、価格とは別に、日常でその商品がどのように減っていくかを見ます。

1

使う速さ

1個や1袋を使い切るまで、普段どのくらいかかっているかを確認します。

2

置ける量

他の物を動かさず、通路や普段使う収納を圧迫せずに置ける量を見ます。

3

使える期間

食品や品質が変わりやすい物なら、表示されている期限や保管条件も確認します。

この3つのうち、どれか1つが先に上限になります。たくさん置けても使うのが遅いなら量を抑える。早く使えても収納に入りきらないなら、置ける範囲までにします。

値上がりを避けることだけを目的にすると、未来の価格を予想して量を増やしやすくなります。自分が実際に使う速さなら、今の暮らしから確認できます。

03
使い切れる量を決める

よく買う物を1つ選び在庫を使える期間へ置き換えます

家にあるすべての在庫を管理する必要はありません。まず、値上がりが気になって多めに買おうとしている物を1つだけ選びます。

その商品について、現在の在庫と1個を使う期間を確認し、「何週間分あるか」を出します。そのうえで、次に買い物をする時期までに必要な分だけを考えます。

在庫を数える

使いかけを含めて、家に残っている同じ商品の量を一度確認します。

使う期間へ変える

1個を使い切るまでのおおよその期間から、現在何週間分あるかを考えます。

今回の上限を決める

次の購入時期まで必要な量と置ける場所を比べ、今回追加する上限を決めます。

例えば、毎日使う洗剤を多めに買おうとしている場合

家に未開封の詰め替えが2個あり、1個を使い切るまでおよそ3週間かかっているとします。その場合、未開封分だけでも約6週間使えることになります。

普段1か月に1回程度は買い物へ行くなら、今すぐ何個も追加する必要があるかを考え直せます。反対に在庫がほとんどなく、次に買える時期まで長く空くなら、その期間を補う分だけ増やす方法があります。

正確な日数を出す必要はありません。「この在庫なら次の買い物まで十分持ちそう」と分かる程度でも、価格だけを見て量を決める状態を減らせます。

食品など期限や保存方法が関係する物は、パッケージに書かれた表示を優先します。また、家族の人数や使い方が変われば消費する速さも変わります。以前のまとめ買い量をそのまま基準にせず、今の使い方で確認します。

04
買った後の残り方を見る

得した金額より在庫が無理なく減ったか確認します

まとめ買いした後は、「安く買えた」という結果だけで終わらせず、次に同じ商品を買うまで在庫がどう減ったかを確認します。

  1. 予定していた時期までに在庫は無理なく減りましたか?
  2. 長い間、未開封のまま残った商品はありませんでしたか?
  3. まとめ買いによって普段使う収納や生活動線が狭くなりませんでしたか?
  4. 在庫があるのを忘れて同じ商品を追加で買いませんでしたか?
  5. 次回も同じ量を買いたいと思える使い方になっていましたか?

在庫が長く残ったなら、次回は買う上限を1個減らす、または買う間隔を延ばします。途中で足りなくなったなら、次回だけ1個増やすか、買う時期を少し早めます。

収納が苦しくなった場合は、価格ではなく「この棚に収まる量」を上限にする方法があります。安いときだけ上限を変えるのではなく、暮らしの中で管理できる量を基準として残します。

05
今日からできること

次に多めに買おうとしている物を1つだけ確認します

家中の在庫表を作る必要はありません。次の買い物で「今のうちに多めに買っておこう」と考えている物を1つだけ選びます。

今日のポイント

  • 家に残っている同じ商品を全部確認する
  • 1個を使い切るまでのおおよその期間を思い出す
  • 現在の在庫が何週間分くらいあるか考える
  • 次に買い物へ行く時期までに必要な量を確認する
  • 置ける場所を超えない範囲で今回の購入上限を決める

使う速さが分からない場合は、今回は新しく買い足さず、今ある1個をいつ使い切るかだけ確認しても構いません。次の購入時には、その期間を目安として使えます。

一度目の上限が合わなくても、次回増減できます。まとめ買いする量を毎回同じにするのではなく、実際の減り方を見て更新します。

未来の価格より自分が使う速さを買う量の基準にする

値上がりが気になると、今買っておいた方が得なのではと考えることがあります。しかし、これからの価格がどうなるかと、自分がその商品を使い切れるかは別の問題です。

まず家にある量を確認し、それを何週間分、何か月分持っているのかへ置き換えます。そのうえで、次に買う時期と置ける場所を考えれば、今回追加する量を決めやすくなります。

まとめ買いそのものをやめる必要はありません。よく使い、保管にも困らず、無理なく減っていく量なら、自分の暮らしに合った買い方として続けられます。

反対に長く残るなら次回は量を減らす。足りなければ少し増やす。価格だけではなく、実際の使い方から買う量を更新していくと、必要以上に在庫を抱えにくくなります。

まとめ買いする前に確認したいこと

  • 家に残っている量を確認しましたか?
  • 1個を使い切るまでの期間が分かっていますか?
  • 現在の在庫がどのくらいの期間持つか考えましたか?
  • 保管しても普段の暮らしを邪魔しない量ですか?
  • 前回の在庫の減り方から今回の購入量を調整しましたか?