年払いと月払いで迷ったときに使う予定の月数から決める方法

動画や音楽、アプリ、学習サービスなどを契約するとき、月払いより年払いの方が1か月あたりの金額が安く設定されていることがあります。

「どうせ使うなら年払いの方が得」と感じる一方で、途中で使わなくなったらどうしようと迷うこともあります。反対に、毎月払える月払いを選び続けた結果、長く利用して年払いより支払額が多くなる場合もあります。

そこで、割引率だけを見て決めるのではなく、年払い料金が月払い何か月分に当たるのかを確認します。

その月数と、自分が実際に使い続けそうな期間、途中でやめる場合の条件を比べると、「安い方」ではなく「今の使い方に合う方」を選びやすくなります。

最初にすること

2つの料金を確認する

月払いの料金と年払いの総額を、同じ契約内容で確認します。

次にすること

何か月分かを出す

年払い料金を月払い料金で割り、同じくらいの支払額になる月数を確認します。

最後にすること

使う予定と比べる

その期間以上使いそうか、途中でやめる可能性も含めて支払い方を決めます。

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契約前の確認

「年払いは安い」だけで選ぼうとしていないか確認します

年払いでは、12か月分を月払いするより総額が低くなることがあります。その差だけを見ると、年払いを選んだ方がよいように感じます。

ただし、実際に使う期間が短ければ、1年分を先に払ったことが自分にとって有利だったとは限りません。

まずは契約しようとしているサービスについて、月払いと年払いの料金を同じ条件で確認します。機能や利用人数など契約内容が違うプランを混ぜず、支払い周期だけが違うものを比べます。

  • 年払いの割引額だけを見て決めようとしている
  • 何か月使う予定なのか考えていない
  • 以前も年間契約したサービスを途中からほとんど使わなくなった
  • 月払いを長く続けているが年払いとの差を確認したことがない
比較するのは「1か月あたりの安さ」だけではありません

実際に使う期間と、支払い方法によって失う柔軟さまで含めて比べます。

年払いが悪いわけでも、月払いが安全なわけでもありません。利用期間によって合う支払い方法が変わるため、まず自分がどのくらい使いそうなのかへ料金を置き換えます。

02
3つの判断材料

料金の差と利用期間とやめやすさを分けて考えます

月払いと年払いを比較するときは、年間の合計額だけでは決めず、次の3つを別々に確認します。

1

同じ金額になる月数

年払い料金を月払い料金で割り、何か月使うと年払いの総額と同程度になるのかを確認します。

2

実際に使いそうな期間

1年間使いたいという希望ではなく、これまでの利用状況や予定から、継続する可能性が高い期間を考えます。

3

途中で変える場合の条件

解約、返金、プラン変更、自動更新など、途中で利用方法を変えたくなった場合の扱いを公式の契約画面で確認します。

たとえば、年払い料金が月払い8か月分ほどであれば、それより長く利用する見込みが高い人には年払いを検討する理由があります。

一方で、数か月後に仕事や生活環境が変わり、使うか分からなくなる予定があるなら、多少総額が高くても月払いの柔軟さを残す考え方があります。

03
実際に計算する

年払い料金が月払い何か月分なのかを1回計算します

比較したい契約を1つ選び、サービスの契約画面や料金ページを開きます。確認するのは月払い料金と年払い料金です。

そのうえで、年払い料金を月払い料金で割ります。出てきた数字が、「月払いを何か月続けると年払いと同じくらいの支払額になるか」の目安になります。

料金を確認する

同じプランについて、月払い1回分と年払い1回分の料金を確認します。

月数へ置き換える

年払い料金を月払い料金で割り、何か月程度使えば同じ支払額になるのかを出します。

予定期間と比べる

自分がそのサービスを何か月使いそうかと比べ、契約条件も確認して支払い方を決めます。

たとえば、月払い1,200円、年払い10,000円の場合

10,000円を1,200円で割ると、およそ8.3か月です。

単純な料金だけで比べれば、9か月以上使う場合は年払いの総額が月払いを続ける場合より小さくなります。

しかし、半年程度でやめる可能性が高いなら、月払いを選んだ方が実際の支払総額を抑えられる場合があります。そこで料金だけで決定せず、途中で解約した場合の扱いも確認します。

「年払いなら何%お得」という表示より、「自分は何か月使えばその差を活かせるのか」へ置き換えると、自分の利用予定と直接比べられるようになります。

04
選んだ後の確認

次の更新前に実際に使った期間と回数を確認します

支払い方法を決めた後も、最初の判断をずっと固定する必要はありません。

年払いを選んだ場合も、次の更新時には「今年も使うつもり」だけで自動的に続けず、この1年間にどの程度利用したかを確認します。

月払いを選んだ場合も、長く使い続けているなら、次の更新時に年払いへ切り替えた方が今の利用状況に合う可能性があります。

  1. 契約するときに想定した期間だけ実際に使いましたか?
  2. 途中から利用回数が大きく減っていませんでしたか?
  3. 年払いを選んだことで使わないのに契約を続ける状態になりませんでしたか?
  4. 月払いを長く続け、結果として年払いとの差が大きくなっていませんか?
  5. 次の期間も同じ使い方をする見込みがありますか?

予定より早く使わなくなった場合は、次回は月払いから始める方法があります。反対に、毎月安定して利用し、次の期間も続ける可能性が高いなら、次回は年払いを比較できます。

支払い方法はサービスに合わせて固定するのではなく、自分の実際の利用期間に合わせて更新します。

05
今日からできること

今使っている契約を1つだけ月数へ置き換えます

すべてのサブスクリプションや契約を一度に調べる必要はありません。

まず、現在月払いをしているもの、または次の更新で年払いにするか迷っているものを1つ選びます。

今日確認すること

  • 比較したい契約を1つ選ぶ
  • 月払い料金と年払い料金を確認する
  • 年払い料金を月払い料金で割る
  • 出てきた月数以上、本当に使いそうか確認する
  • 途中解約や更新方法を確認してから支払い方を決める

まだ使い始めたばかりで利用期間が読めないなら、最初は月払いで様子を見る選択もできます。数か月使って必要性がはっきりした時点で、年払いを改めて比較できます。

反対に、すでに長期間使っており、今後も利用する予定がはっきりしているなら、現在の月払いをそのまま続ける前に一度年払いとの差を確認してみます。

安い支払い方ではなく使う期間に合う支払い方を選びます

年払いは、長く利用する人にとって支払総額を抑えられることがあります。一方で、途中で使わなくなれば、先に支払った分を十分に活かせない場合があります。

月払いには途中で変更しやすい面がありますが、長期間続ければ年払いより支払総額が大きくなる場合があります。

だからこそ、「年払いは何%安いか」だけではなく、年払い料金が月払い何か月分なのかを確認します。その月数以上使う可能性が高いか、途中で生活や使い方が変わる可能性はないか、契約条件はどうなっているかを合わせて見ます。

最初から1年間の利用を正確に予想する必要はありません。分からないときは月払いから始め、利用期間が見えてから変える。長く使っているなら、次の更新前に年払いを比較する。今の使い方に合わせて支払い方法を選び直していきましょう。

月払いと年払いを決める前に確認したいこと

  • 同じ契約内容の月払い料金と年払い料金を確認しましたか?
  • 年払いが月払い何か月分なのか計算しましたか?
  • その月数以上、実際に使う見込みがありますか?
  • 途中でやめる場合の解約・返金・変更条件を確認しましたか?
  • 次の更新時に実際の利用期間を振り返る予定を作りましたか?